2014/5/08
今年の正月明け・・・姉夫婦と、ババピー夫婦で、昨年骨折で入院中の母を
実家、福岡県久留米市の病院へ、2台の車で迎えに行ったのです。
もともと病気持ちの母、具合が悪くなると、姉と二人で車いす持参で病院通い・・・
調子が良い時は、2か所のディーサービス通い、その間に買い物、ボランティア、時々友達との
骨休め・・・
順調に行く・・・・はずでした。
しかし、もともと有る病気が、母を苦しめる事に成りました。ある日の夜中2時半頃、
同じ部屋で、寝ている(毎日熟睡はできませんでした。)母が息苦しそうに
呼吸していました。 姉と連絡、救急車を呼びました。
我が家の住まいはマンション、きちんと消防署には、正しい住所部屋番号を
伝えたのですが、救急隊の方が部屋番号を間違えて、ピンポン鳴らしてしまいました。
モニターを見てびっくりでした。
・・・・その後、一時症状は落ち着いたのですが、すぐにぶり返し、
また体調を崩したので、救急車で行った病院へ改めて診察に行きました。
検査、検査で、夕方までかかりました。
体の中にはペースメーカーが入っていて、MRの検査や造影剤を使った詳しい検査が
出来ません。でも、できる限りの検査をしていただきました。
すると、出るわ出るわ・・・いろんな病名、今、すぐに成った訳では無いと思われます・・・。
「直ぐに入院です。」先生からの言葉でした。
入院で、覚悟はしていましたが認知症・・・ついに症状が出始めました。
姉と2人、皆勤で病院通い、懸命に話しかけていたのに、入院をすると筋力も
あっという間に衰え、若い方でも元へ戻すのは大変な事・・・。
すると、ある日母の様子が、おかしく成りました。目が覚めず、うわ言を言い続けました。
(もう、危ない・・・不安がよぎりました。)できる治療はおわり、退院です。と告げられた矢先の
出来事でした。
数回、このような症状が続いたので、検査をされた結果、肝硬変です。 肝臓が機能していない為、体や脳にアンモニアが充満して起きる
症状とのことでした。
肝硬変、もう回復する事は望めなく、消化器担当の女医さんからの説明・・・「寿命です!」
(男性のドクターは、オブラートに包んだ様に話して下さるのに、女医さんはクールです・・・)
そうこうして、こちらでの入院も伸び伸びに成りましたが、大きな病院は長期入院は
許されません。
そして、今は、療養型施設の病院へ変り、相変わらず、認知l症の症状・・・・
ただいま、母は、不良ババぁに豹変中(笑)男言葉を使うあり様です。
体調を維持する為に、主食は、おかゆさん、お腹も空くでしょう。
でも、それだけでは無いようで、「飯も食べてない、腹が減ってしょうがない!」
(これを、男言葉で言い続けるし、私たちに、気に入らない時は、「何もくれないなら帰れって」
言う始末。
ただ救いは、娘の事を理解してくれている。これが無くなった時、ショックを受けると
覚悟をしています。
ここ、数日の母、とっても穏やかな笑顔、病気の母とは思えないくらいです。
できる事なら このまま昔の母に戻って・・・・無理な話でしょうか(涙)
毎日、母との泣き笑いの会話、何も出来ないけど、考え方次第では、
神様が母との時間を下さって居るのかななんて思います。
# by sugiharuri | 2014-05-08 23:16